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味覚障害

あなたは大丈夫?味覚障害の症状とは

味覚障害とは

味覚障害とは、「味が分からない」、「味が薄く感じる」などの、味覚の低下や異常を起こしてしまい、生活に支障がでてしまう状態のことをいいます。味覚障害が起きると、食欲がなくなるため栄養不足になったり、味付けが濃くなり塩分や糖分を摂り過ぎてしまうなど、身体の健康に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。

味覚障害は、味を感じる仕組みが何らかの原因でうまく働かなくなることで起こります。

私たちが、普段食べ物を食べるときに味を感じるのは、舌の表面の舌乳頭という小さな突起の中にある味蕾が「甘味」、「酸味」、「塩味」、「苦味」の4基本の味覚を感知するためです。感知した味は、味覚神経を介して脳の中枢に伝えられます。これに加え、嗅覚でとらえられた香りなどの情報や、食べ物の硬さなどの触覚、噛んだ時の音は聴覚、見た目を視覚でとらえた情報も、一緒に脳の中枢に伝えられます。こうしたすべての情報が、脳の前頭葉で統合されることで、美味しさを感じることができるのです。

味覚障害の原因

亜鉛不足

偏った食生活による体内の亜鉛が不足すると、味蕾の新陳代謝が十分におこなわれなくなるため、味覚障害が生じます。他にも、内服薬の副作用に伴うものや腎不全や肝不全などの全身疾患が原因で、体内の亜鉛が不足することで味覚障害が生じることが考えられています。

高齢による味覚機能の低下

加齢とともに舌乳頭が減ってしまうため、味を感じにくくなるといわれています。

嗅覚障害による味覚の低下

風邪などで鼻づまりを起こしている時に、食べ物の味を感じなくなることがあります。嗅覚と味覚は密接に関係しているため、他の鼻の疾患が原因で味覚障害が生じることがあります。

舌苔

舌の表面には「舌苔」という、舌の表面が剥がれたものや食べ物のカス、細菌、白血球の残がいなどが溜まったものが付着しており、疲労やストレス風邪などで免疫力が低下してまうと舌苔が増えてしまったり、色が変わったりして、舌の違和感や味覚障害を生じることがあります。

薬の副作用

降圧薬や精神疾患薬、鎮痛・解熱薬、抗アレルギー薬、消化性潰瘍治療薬などの、薬の副作用で味覚障害が生じる可能性があります。自発性異常味覚は、薬剤性味覚障害が多いとされています。

神経障害

顔の筋肉を支配している顔面神経に麻痺が起こると、味覚障害が生じることがあります。

顔面神経麻痺の原因は様々ですが、最も多いのは「ベル麻痺」とよばれる特発性の病気です。ベル麻痺は、明らかな原因がなく突然起こる循環障害による神経の腫れによるものではないかと考えられています。(近年、一部のケースでは顔面神経の腫れを引き起こすウイルス感染症や、自己免疫疾患などが原因の可能性があることが示唆されています。)

他にも、ヘルペスウイルスによる神経炎や、稀に中耳炎による神経炎や、耳下腺の悪性腫瘍も味覚障害の原因となることがあります。

全身疾患

糖尿病に伴う口の渇きや、神経障害、鉄欠乏性貧血、悪性貧血、胃を全摘出することによるビタミン吸収障害などで生じる平滑舌、腎障害、肝障害、甲状腺機能障害、脳腫瘍・脳梗塞などにより、味覚障害が生じる可能性があります。

心因性

味覚障害の背景に、心因性の不調が隠れていることも考えられます。

ドライマウス、唾液分泌障害

シェーグレン症候群や薬剤性口腔乾燥、癌の治療で頭頸部に放射線を照射したことなどによるドライマウスによって味覚障害を生じることがあります。また、味覚障害からドライマウスが判明する場合もあります。

日常生活でできる予防法

バランスの良い食生活で亜鉛不足を防ぐ

1日に必要な亜鉛の量は約15mgですが、日本では多くの方が不足しているといわれています。亜鉛を多く含む食品である、牡蠣、ごま、海藻、大豆、ブロッコリーなど積極的に摂取するとともに、できるだけ添加物の少ない食事を心がけるようにしましょう。また、普段からビタミンやミネラル、タンパク質をバランス良く摂ることで、摂取した亜鉛が効果的に働きます。

専門機関で診察を受ける

味覚障害は、歯科で対応できる場合もありますが、専門的な検査や治療は主に耳鼻咽喉科がおこなっており、医院によっては味覚専門外来を設けている病院もあります。味覚異常の際に、倦怠感や立ちくらみ、口が渇く、食欲不振などの症状を伴う場合は、内科を受診しましょう。また、他の疾患などで治療を受けている方は、かかりつけの主治医に相談してみましょう。心因性の場合は、抗うつ薬や抗不安薬を使うなど、心の治療をおこなうことで味覚障害が改善する場合があります。さらに、薬の副作用で味覚障害が生じている場合は、主治医と相談しながら、服用しているの薬を見直したり、薬の中止を検討することも視野に入れます。

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