血友病とは 血友病とは、「血管」「血小板」「血液凝固因子」の出血を止めるための3つの要素のうち、血を固める作用の「血液凝固因子」が生まれつき不足または欠乏している病気のことをいいます。 出血を止めるための過程には、12種類の血液凝固因子(第Ⅳ因子以外はタンパク質)が関係しています。これらには発見された順に、ローマ数字でⅠ(いち)からⅩⅢ(じゅうさん)までの名称が付けられていますが、第Ⅳ(よん)因子はCa2+(カルシウムイオン)、第Ⅵ(ろく)因子は欠番となっています。この12種が次々と反応を起こして、最終的 ...